スマイル講座 第6章 体験を通じて学ぶ機会を与える

子どもが成長していく中で

大人が 子どものために 必要以上に手を貸せば

子どもに失敗を経験させることが少なくなり

体験から学ぶ力が弱くなるのではないでしょうか?

年齢に応じて

より多く子どもに体験してもらいましょう

例えば

子どもが

食卓にお料理を運ぶお手伝いをして

お皿を落として 中身をこぼしてしまいました

この時

叱ったらどういうことが起こるでしょう

第3章で少し解説しましたが

子どもは親の価値観で判断されたと感じます

自分に自信が持てなくなるかもしれません

ではどう対応するのでしょうか


あくまで例としてですが

気持ちを受け止めることから始めます

「大丈夫?けがはなかった?」

「せっかく運んでくれてたのにがっかりした?」など

次に これからどうするか?

「こぼれてしまったけどどうしようか?」

「片付けできるかな?」

「一緒に片付けようか?」など

落ち着いてから

「今度は何に気を付けて運べばいいかな?」など

子どもが

「○○に気を付ける」と言ったら

「じゃあ 今度は○○に気を付けてやってみようか?」など

失敗すれば

謝ること 片付けの仕方

これからは何にきをつければいいか など

色々なことを学べます

失敗は成長のチャンス 学びのチャンス です

一度にすべてを学ばなくてもいいのです

できる限り

子どもの体験から子ども自身が学べるよう

に援助したいですね

*その時の状況 お子さんの年齢 などで

 少しずつ対応は変わってくると思います




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