スマイル講座 第4章 誰の課題でしょう⑴
生まれたばかりの赤ちゃんは
自分の世話は自分ではできません
親がすべてお世話しますよね
そんな状態から子育ては始まります
だから
成長と共に子どもができる範囲が広がって行っても
親は
いつまでも子どもを
赤ちゃんだとか 子どもだ と思って
先回りして
本来子ども自身が解決しないといけないことまで
世話を焼いてしまいがちです
子どもは年齢に応じて
自分でできることは自分で行い
失敗した場合でも
やったことに責任を取れるよう
育ってほしいなと思います。
例えば
朝 自分で起きられない中学生を
起こす責任は親にはありません
子どもが遅刻しても
それは子供の責任です
子どもは
何度も失敗するかもしれませんが
夜早く寝るようにしたり
目覚ましをセットしたり
やがて自分に合った方法を自分で見つけ
自分の責任で起きれるようになっていきます
上の例で示した「朝起きること」は一つの課題です
小学生の課題は 大まかにいって
勉強や友達関係 生活習慣 家庭内での行動
本人の性格などです
また 親の課題は
夫婦間のこと 経済的なこと 親の性格や友人関係
親の子どもへの期待(どんな子供に育ってほしいかなど)
などがあげられます
親子ともお互いの課題に口を出すと関係が悪くなる原因になります
非常時や危険 危険に及ぶ可能性のある場合以外は
基本的には口や手を出さないことが子どもの成長につながります
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